【徹底調査】ベスト『のり』はどれ?書き置き御朱印にオススメのノリと貼り方

【徹底調査】ベスト『のり』はどれ?書き置き御朱印にオススメのノリと貼り方

御朱印めぐりをしていたら”書き置きの御朱印”が500体(枚)を超えていた初心者の為の御朱印ガイド管理人です。

昨今、コロナ対策や人手不足などで「書き置きの御朱印のみ」という寺社も急激に増えてきましたね。書き置き御朱印の保管方法の一つとして「御朱印帳に貼る」があります。

破れてしまった御朱印
ヨレヨレになってしまった御朱印
ただし、書き置き御朱印(多くは和紙)を貼るという作業は想像以上に大変です。紙質によっては糊付けで破れてしまったり、シワになったりしてしまいます。

だいこくん
書き置き御朱印に合うノリってあるの??
うさぎ
ヨレたりシワが少なくキレイに貼れるノリを紹介するよ!

ぶっちゃげった話、書き置き御朱印の保管には御朱印ホルダーやファイルが個人的にはオススメです。ただ、「御朱印帳に時系列順で御朱印を並べたい」などの理由で、御朱印帳に貼りたいという人も多いと思います。
ということで、書き置き御朱印にベストなのりを徹底調査し、実際に貼ってみた上でオススメを紹介します。

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書き置き御朱印にオススメの「のり」比較表

かなり薄めの和紙
厚めの和紙
前提として最初にお伝えしておくと、書き置き御朱印のほとんどは”和紙”ですが、ひらひらした薄めのものから厚めのものまでピンきりです。厚さが違えば、それに合ったノリも変わってくると思います。

フェアに評価するために、今回の調査ではそれぞれのノリで薄い和紙・厚い和紙両方を御朱印帳に貼ってみた上で総合的な評価(主観あり)をしています。

うさぎ
オススメはスプレーのりか、スティックのり!どちらもメリット・デメリットあるけど、まとめて貼るならスプレーのりサクッと貼るならスティックのりがベストかなぁ
名称 おすすめ度 手軽さ キレイさ メリット デメリット
スティックのり(書き置き御朱印)スティックのり ★★★★★ ・多少ズレても貼り直しやすい
・シワ、ヨレになりにくい
・時間がたつと剥がれる可能性も
・(化学成分があるもの)時間が経つと変色する可能性
スプレーのり ★★★★★ × ・貼った時の美しさはダントツ。
・むらなくシワなしで接着
・すぐに乾く
・ダンボールや新聞紙などを用意する必要
液体のり ★★ ・しっかり貼れる ・シワやヨレが出やすい
・液体で墨や印がにじむ可能性
和紙のり ★★★ × ・和紙との相性は最高
・仕上がりがキレイ
・キレイに塗るのに時間がかかる
テープのり ★★ ◯(破れリスク有り) ・気軽に貼れる
・ヨレにくい
・和紙がテープに持っていかれてしまう
スタンプのり × ・和紙がテープに持っていかれてしまう
補足
念の為お伝えしておくと「製品そのもの」への評価ではなく、あくまでも「書き置き御朱印を貼る」という目的に対しての評価です。

スプレーのり(オススメ)

スプレーのりは御朱印にシワが出来たり、波立つこともなくかなりキレイに貼ることができるのでオススメ。

メリット

  1. 貼った時の美しさはダントツ。
  2. まんべんなくしっかり貼れる
  3. (慣れれば)むらなくシワなしで接着できる

デメリット

  1. ダンボールや新聞紙などを用意する必要がある
  2. のりが全面につくため、位置を少しズラすなど貼り直しがしづらい

 

デメリットは手間がかかること。段ボール、新聞紙などを敷いておく必要があります。あと、最初は失敗する可能性も高いです。貼る前に一度御朱印以外のもので試してみることをオススメします。慣れればサクッと貼れてかなり便利ですよ。

スコッチ スプレーのり55&77

書き置き御朱印に合うスプレーのり今回紹介するのはスコッチスプレー。いくつか種類がありますが、御朱印向きなのは”うすい材料用”の「スプレーのり55」、”やや厚い材料用”の「スプレーのり77」。

スコッチスプレーのり比較
スプレーのり55 メリット
・位置ずれなどがあっても貼り直しできる
・「77」に比べて噴射圧も抑えめで飛び散らない
・手が汚れないデメリット
・接着が弱めなので剥がれる可能性がある
スプレーのり77 メリット
・接着が強くしっかりと貼れるデメリット
・手にノリがつくと、洗ってもなかなか取れない
・失敗した時に貼り直しできない
・噴射が強烈。薄めの書き置き御朱印は吹き飛ぶことも。

書き置き御朱印にあうスプレーのり55“55”と”77″はどちらが良いのか?は、どこに主眼を置くかで好みはわかれそうですが、個人的には手軽な「スプレーのり55」がオススメ。

「55」は肉眼でわからないほどの噴射量
「55」は肉眼でわからないほどの噴射量
「77」は噴射量が多いので調整が難しめ。
スプレーのり77」は、噴射の勢いが結構強いです。薄い和紙だと書き置き御朱印が飛んでしまうことも・・笑。あとは御朱印帳に貼る時に、手にノリがついてしまいます。このノリが結構強力で洗ってもなかなか取れないんですよね・・。机などについてしまうと、ベトベトです。

その点、「スプレーのり55」は貼り直しもできる粘着レベルなので指についても気になりません。貼った跡のヨレ・シワなし具合は感動モノです。


↑動画も撮ってみました

スプレーのりで貼った御朱印
ヨレやシワがほとんどありません

スティックのり(オススメ)

スティックのりスティックのりはシワやヨレが出来にくく、かなり良い感じです。様々なスティックのりを試しましたが、メリット・デメリットは以下の通り。

メリット

  1. 多少ズレても貼り直しやすい
  2. シワ・ヨレになりにくい

デメリット

  1. 時間がたつと剥がれる可能性も
  2. 化学成分のため時間が経つと変色する可能性

コクヨの「GLOO」がオススメ

書き置き御朱印に合うスティックのり「GROO]
<いくつか試したスティックのりの中で、オススメなのが「コクヨ スティックのり GLOO」。「塗り口が四角」になっているので、書き置き御朱印の角までノリが届きます。

特徴
・塗り口が四角。角までシッカリと塗れるのが気持ちいい
・ほどよい硬さ
・粘着力も結構あるので剥がれない
・本体も四角なので転がらない
・スタイリッシュな見た目
丸型のノリだと端っこが塗りにくい
塗り口が四角だと端っこまできちんと塗れる
一般的な「丸形」のノリは端っこの部分がきちんと塗りづらいんですよね。

端っこだけピロっと剥がれてしまったり、端っこを塗ろうとすると下の机にもノリがついてしまう・・・そんな経験ないですか?塗り口が四角なら、ピロッと問題は解決できます。

だいこくん
塗り口が四角いだけでこんなに便利なんだねぇ。

「え、今までののりはなんで丸かったの??」と猛烈に気になってしまうレベルです。
デメリットとしては、スタイリッシュなのは良いのですがどっちがフタだかわかりにくい・・ってことですかね。ちなみに下側(側面が丸い方)がフタです。

コクヨ スティックのり GLOO」は、3種類あります。

  1. しっかり貼る
  2. 色が消える
  3. シワなくキレイ

どれが良いかは好みにもよりそうですが、個人的には「シワなくキレイ(オレンジ色)」が使いやすかったです。

コクヨ スティックのり GLOO」で貼った書き置き御朱印例

スタンプのり

スタンプノリ
スタンプのりは書き置き御朱印の貼り付けに合う?

ポンッと押すだけで便利な「スタンプのり」ですが・・

書き置き御朱印の和紙がノリに持っていかれてしまいました・・。薄めの和紙、厚めの和紙両方で試しましたが結果は同じ。手軽さ重視の管理人としては、期待大でしたが大事な御朱印が破れてしまっては元も子もないです。御朱印には合わなそうです。

だいこくん
大切な御朱印が・・・後悔。

テープのり

テープのりは書き置き御朱印の貼り付けに合う?合わない?

テープのりもちょっとした糊付けには便利ではあるのですが、、、、(この後、最悪の結果に・・・・!)。

のりに御朱印の和紙が持っていかれてしまいます。そして破れたぁぁ・・(涙)
比較的厚い和紙ではあったのですが・・

だいこくん
あぁっ!大切な御朱印がぁぁ!!
白うさぎ
これは最悪のケース。読者の皆さんも気をつけてね!
ということで、テープのりは書き置き御朱印の貼り付けにはオススメできません(和紙以外の厚めの紙ならありですが)

「強粘着タイプ」だったのが原因かなと思い、強粘着ではないテープのりも試しました。ただ、結果は同じ・・・。ノリに和紙が持っていかれてしまいます。様々な厚さの和紙で試してみましたが5回やって4回はノリに持っていかれてしまいました。

きちんと貼れれば仕上がりはキレイではあるのですが・・スティックのり・スプレーのりの方が個人的にはオススメです。

和紙のり

和紙用のでんぷんのり和紙用のでんぷんのりなので、相性は抜群。仕上がりもかなりキレイです。

ただ・・デメリットは手間がかかることです。最初はハケを使って塗っていたのですが、(慣れの問題もあると思いますが)均一に塗るのが難しいので塗る回数が増え、その結果かなり時間がかかりました。最終的に手で塗るようにしたら、ノリを均一に塗れるようにはなりました。

でんぷんのりで塗った書き置き御朱印和紙用のノリということで、変色もしにくく、極めたい人はチャレンジの価値はあると思います。ただ不器用な人・面倒くさがりな人(管理人です)にはオススメできませんね・・・。

液体のり

液体のりは書き置き御朱印の貼り付けに合う?合わない?
液体のりは書き置き御朱印の貼り付けに合う?合わない?

液体のりはしっかり貼れるのが良い点ではありますが、、、
液体状なので和紙(特に薄い和紙)に染みてしまい墨書きや押印が滲んでしまいます。

貼った後にはみ出したノリを拭き取らないと大変なことに・・

また、貼った後に少しでも液体のりがはみ出た状態で御朱印帳を閉じると、くっついたり、和紙が破けてしまいます。ヨレやシワもできやすいので、あえて液体のりを選ぶ必要は無さそうです。

くっついて破れてしまった例
液体のりの貼り付け失敗例。ヨレヨレに・・

ベスト『のり』はどれ?書き置き御朱印にオススメのノリまとめ

書き置き御朱印にあうスプレーのり55
書き置き御朱印に合うスティックのり「GROO]
まとめると、書き置き御朱印を貼り付けるのにオススメのノリはスプレーのり」か「スティックのり。手間はかかるけど一気に作業するならスプレーのり、御朱印を頂いた日にサクッと貼るならスティックのり、という感じでしょうか。

あと冒頭でもお伝えしましたが、書き置き御朱印に「ノリをつけて、時にはカットして、御朱印帳に貼る」というのは、それなりに大変な作業。

やっぱり個人的には書き置き御朱印の保管には御朱印ホルダーやファイルがオススメですかねぇ。
なるべく書き置き御朱印をキレイに保管したい人、不器用な人はチェックしてみてください。

書き置き御朱印を保管するオススメのファイル・アルバム6選

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だいこくん
書置きの御朱印、どんな風に整理する?
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