御朱印の頂き方や楽しみ方を解説する初心者の為の御朱印ガイド管理人です。
目次
御朱印の金額・相場はいくら??
初心者の方用にあえて御朱印の「値段」や「金額」という言葉を使っていますが、正式には神社では「初穂料」、お寺では「納経料」「志納金」「志納料」などと呼びます。
御朱印代 | 一言メモ |
300円 | 現時点(2021年)で最も一般的な金額 |
500円 | 御朱印ブームによる人手不足などの理由で、300円→500円になった所も増加中。今後も増えそう。 |
600~1000円 | 御朱印帳の両面(2ページ)で頂ける御朱印の場合。1ページ300~500円×2=600円~1000円 |
お気持ち(志納)形式 | 「金額はお気持ちで(御志納)」というケース。
一般的な相場である「300円」、もしくは「500円」で問題ない。もちろん、実際にいくらお支払するかは「あなたのお気持ち次第」 |
御朱印料金「300円」が一般的
神社・お寺問わず現時点で一番多い金額は300円です。特に金額の明示がない場合は、300円で考えておけば基本は大丈夫です(2021年時点)。
御朱印料金「500円」も多い(増える)
300円の次に多いのは「500円」です。500円のケースで多いのは、御朱印が人気のお寺や神社。もともとは「300円」でしたが、御朱印を頂く人が増えたことで通常業務への支障や、人員確保の為という経緯が多そうです。
東京都神社庁葛飾区支部の神社では、2018年に一律で500円に変更になったようです。
御朱印料金「600円~1000円」のケース
「2ページ分使う見開きの御朱印」を頂けるケースもあります。
その場合は「1ページ300~500円×2」で、600円~1000円前後の料金です。
アートな御朱印や、書いて頂くこと自体に手間暇がかかっている御朱印は、当然値段も高くなります。
こうした限定御朱印や見開き御朱印は、大抵の場合は「御朱印 ○○円」という形で掲示してくださっています。
最大の難関??お気持ちで形式のケース
御朱印料金は、御朱印を頂ける場所(社務所・寺務所など)に掲示してあるケースが多いですが、御朱印初心者にとって最大の難関?となりそうなのが、「金額はお気持ちで(御志納)」というケース。
ほとんどの人が300円だと思われるので、「ちっ、これだけかよ・・」みたいな顔はされません・・笑。安心してください。
御朱印代金について
ここまであえて御朱印の「値段」や「金額」という言葉を使いましたが、神社では正式には「初穂料(はつほりょう)」といいます。
昔は初穂(その年に最初に収穫した農作)を神社に納めていたことの名残。ちなみに御朱印帳やお守りの価格も「初穂料」
「納経」の意味はこちらの記事で書きましたが、御朱印はもともとは「お経を書いて納める(納経)」という修行をした証拠に頂くもの。今でも納経印(御朱印)、納経帳(御朱印帳)とも言います。
御朱印の金額はどこで確認する?
今から参拝しに行くという場合インターネットで調べるのが一番早いです。「◯◯神社 御朱印 金額」などのキーワードで検索してみてください。ただし料金が変更している可能性もあります。
現地についたら神社なら授与所や社務所、お寺なら納経所や寺務所で確認しましょう。ほとんどの場合は御朱印を頂ける場所周辺に張り紙などが貼られています。
御朱印代に関しての注意点とマナー
御朱印マナーの詳細についてはこちら
御朱印いくらですか?と聞いていい?
ついついお店で商品を買い物する感覚で、「御朱印はいくらですか?」と聞いてしまいがち。
ただし、前述したように御朱印は「商品」ではなく、「奉納金」「寄付」と同じ意味合いです。
(↑ここ大事です)
「おいくらお納めすればいいですか?」「お納めする額を教えて頂けますか?」と、現金を「支払う」のではなく、「納めさせて頂く」という感覚なら、まず問題は起こりません。
お釣りが出ないようにする
御朱印を頂く際は、“お釣りが出ないように準備しておく”のがマナーです。
その理由は何度も出ていますが、御朱印は「お金を支払って購入する商品」とは意味合いが違うからです。
特に注意したいのは「お気持ちで」形式の小銭切れ・・。「お気持ちで」形式の場合は、原則、出したお金が代金です。お札を出してお釣りを要求するのは、ちょっとスマートではないですね・・汗
また、お年玉袋に1万円札を入れて「あ、お年玉は5000円だからね。5000円のお釣りをちょーだい」っていうのも微妙です・・。というかそんな大人がいたらガッカリです・・・笑
お年玉を渡す側は、お釣りが出ないようにお札を準備しておくはずです。
300円の御朱印に対して、高額紙幣を出す人が多いのか最近では
「御朱印は寄付と同様の意味合いなので、お釣りが出ないようにご準備ください」
「5000円、10000円札での支払いはご遠慮ください」
と書かれた張り紙があり、注意喚起もされています。
【困っています】
拝観券やお守り、御朱印をお求めの際、金額にもよりますが「高額紙幣」でお支払い頂きますと、非常に困る時がございます。特に朝方に困る事が多いです。できるだけ細かくしてお支払い頂きますと助かります。※クレジットカードは使えません #仁和寺— 仁和寺 (@Ninna_ji) 2018年10月24日
1万円札や五千円札しかない場合は、先に両替しておきましょう。
もちろん、気づくとうっかり「お札しかない!」こともありえます。そんな時は周辺の自動販売機・コンビニを探すか、一言添えてお納めしましょう。お釣りをもらうのが”当たり前”の姿勢でなければ、気持ちよく対応してくださるはずです。
御朱印帳の金額の相場は?
比較的大きな神社やお寺、ネット通販でも御朱印帳は販売されています。御朱印帳のおおよその金額は1000円~1500円前後です。御朱印代が(300円~500円)含まれている場合はその分の金額が上乗せされます。御朱印帳に関してはこちらに書きましたので御覧ください。
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